ノンレム睡眠とレム睡眠を知って睡眠不足解消

睡眠不足が招くデメリット

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サイトについて長年、夜勤のある職場で看護師をしていた管理人です。慢性的な睡眠不足に疲れてしまい、今は日勤のみの職場に転職をし、毎日充実した生活を送っています。このサイトで、睡眠不足に悩む看護師のお役に立てたら嬉しいです。このサイトに関するお問い合わせは以下のアドレスまでお願いいたします。
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レム睡眠とノンレム睡眠

レム睡眠とノンレム睡眠

眠りの仕組みを知っている方はどのくらいいるでしょうか。この眠りの仕組みを理解して初めて、睡眠不足の根本もわかってきます。ここでは、眠りのしくみ、レム睡眠とノンレム睡眠の説明をしています。また、この眠りのサイクルがわかれば短時間の眠りでも、睡眠不足解消をする事もできます。

レム睡眠とは

レム睡眠の特徴は、身体は眠っているけど脳が起きている睡眠状態です。記憶を整理し定着させる働きがあり、レム睡眠をしっかりとる事で学習効果をあげる事ができます。その他の特徴としては、
・眼球が動く
・呼吸や脈拍は不規則
・寝言を言う
・夢をみる
・物音に反応して目覚める
などです。また、夢を見たまま行動するのは危険な為、脳が身体の動きを制限し、身体の力が完全に抜けている状態になります。
睡眠メカニズムは皆さんご存知でしょうか?眠りには、浅い眠りと深い眠りが交互に起きて初めて、身体や脳を休める事が出来るのです。この一定のリズムが崩れてしまうと、睡眠不足に陥ります。単純に眠りの長さだけでは、睡眠不足の解消にはならないようです。

ノンレム催眠とは

ノンレム睡眠の特徴は、脳が眠っている状態で、肉体や細胞を回復させる深い眠りです。睡眠時間の80%はノンレム睡眠であり、物音や呼びかけに簡単に目覚める事がない睡眠状態です。その他の特徴としては、
・脳が眠っている為、思考能力が低下
・夢をあまりみない
・身体を支える筋肉は動き、寝返りがうてる
・眠りが深くなるにつれ、呼吸や脈拍は少なくなる
などです。ノンレム睡眠は大脳が発達している哺乳類と鳥類にしかみられません。

睡眠の周期

睡眠はこの浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」の繰り返しで構成されています。一定のリズムで繰り返されていて、ノンレム睡眠は4段階の深さがあり、第1段階は睡眠開始、第2段階は軽い睡眠、第3、4段階は「徐波睡眠」と呼ばれ、熟睡となります。眠りに入ってから3時間の間で第3、4段階の眠りに入ります。熟睡は寝てから最低3時間はかかるのです。
そしてこの「徐波睡眠」と呼ばれる熟睡時に、成長ホルモンが分泌されます。ですので、成長期の子供には睡眠が大切ですし、大人になっても健全な心身作りには成長ホルモンは欠かせないものです。睡眠不足で睡眠時間が短くなると、一番眠りの深い「徐波睡眠」を邪魔され、寝起きが悪くなり、2度寝の原因や寝足りないと感じてしまう原因となってしまいます。