慢性的な睡眠不足の看護師

睡眠不足が招くデメリット

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サイトについて長年、夜勤のある職場で看護師をしていた管理人です。慢性的な睡眠不足に疲れてしまい、今は日勤のみの職場に転職をし、毎日充実した生活を送っています。このサイトで、睡眠不足に悩む看護師のお役に立てたら嬉しいです。このサイトに関するお問い合わせは以下のアドレスまでお願いいたします。
sleepy_awwow5863[at]excite.co.jp
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看護師は慢性的に睡眠不足

看護師は慢性的に睡眠不足

入院設備のある病院で勤務する看護師は、日勤、夜勤とローテーションを組んでお仕事をしてると思います。ですが、そのローテーションこそが、生活リズムを狂わせ、やがて睡眠不足に繋がってしまいます。看護師は人命を預かる仕事をしていますので、睡眠不足で生まれるデメリットと対処法をきちんと学ぶ事が大切かと思います。

看護師は常に睡眠不足

看護師の睡眠時間は年代別では20代・40代が短く、職位別では師長が最も少なくなっています。 総務省統計局の調査では、女性の平均睡眠時間は7時間35分です。看護師の平均睡眠時間を照らし合わせてみると、国民平均よりも1時間も睡眠時間が少ないというのがわかります。
病床がある総合病院や大学病院に勤務する看護師は、2交代、3交代制のシフトで勤務をしている事、各看護師の体調や睡眠時間などを考慮してローテーションを組んでいます。しかし、ローテーションを組む事で、勤務時間帯、就寝時間・起床時間も不規則になってしまいます。日によって睡眠時間が長い、短いになってしまう為、安定した睡眠時間を確保することが難しくなります。
また、不規則な勤務時間に体が慣れないままでいると、精神ストレスなどが重なって毎日の睡眠時間が平均3時間ぐらいの人も決して少なくないのです。

仕事と体への影響

日本医療労働組合連合会の看護職員の労働実態調査では、慢性疲労を訴える看護師は74%、健康に不安がある人は60%。また人に強いストレスを感じるが67%となっています。自覚症状としては、全身がだるい54%、いつも眠い38%、目が疲れる41%、イライラする33%、憂鬱な気分33%、根気が続かない22%となっています。睡眠不足のまま、ぼおっとした状態が続くと仕事上での事故のリスクも大きくなります。
また、深夜から明け方の時間帯での人間の作業能力は極端に低下してしまい、酒気帯び状態で作業をするより劣ってしまうという実験結果もあるほどです。指示されたことが頭に入っていかない、うっかり忘れた、見間違えたなど、集中力や根気が低下してしまうと、大事にいたるミスが起こってしまうリスクが高まります。
不十分な睡眠時間は睡眠中の循環器系機能に負担をかけることになりますし、睡眠不足で体重が増加して成人病のリスクが高くなるなどの健康的なリスクも大きくなります。

睡眠の質をあげる

看護師の睡眠時間はどうしても短くなりがちです。睡眠の質を上げたり、寝付きを良くしたりという工夫を取り入れる事が体への負担を減らします。 日勤のみの職場以外では夜勤は避けられないことですが、夜勤中は休憩をこまめに取って照明は明るめにして、夜勤明けで帰宅した後は強い光を避けてすぐ寝るなど、夜勤の時も工夫をする事が質の良い睡眠、快眠につながっていきます。